この記事は 【まんてらスタジオ】みんなの闇鍋 Advent Calendar 2023 24日目の記事です
こんにちは。まんてらスタジオで散歩するハムスターです。
今年のまんてらスタジオでの、アドベントカレンダー書こうぜといった人ですが、生憎まんてらスタジオらしいネタが特になかったので、今手探り中のことについて殴り書きすることにします。
Obsidian、Notion、流行ってるね
事の発端は、Obsidianはいいぞ!という技術記事を読んだ辺りからです。
…いや、その前にNotionに手を伸ばし、家の暮らしのことやゲームの情報とか、あるいは技術に関する情報を、諸々突っ込もうとした時かもしれません。
ともかく、自分が知っている情報をどうやって整理するか?について、いつも悩んでいました。
生活にかかわることは、Notionへ
生活にかかわる個人的なこと…具体的にはレシート情報とか、水道の情報とかは Notion にひたすら入れて、要はファイル替わりにすれば良いよね、というのはありました。個人情報ですし。
昔…学生時代はEvernoteで行っていましたが、
料金体系が変わったのと、Notionのデータベース機能がとても魅力的だったので、今はもうNotionで運用しています。
Obsidianは Notionを年間契約した後で知りました。
でも、データベースを使うのでこのまま Notionに居座るつもりです。(年間払っちゃったし、生活面の情報整理ってまだ試行錯誤してるので)
技術的情報は?
技術情報については、Notionでは足りないというか…個人だけで完結するのではなく、例えば Zenn や Qiitaのように、公共の場へ発信するという場が欲しかったのです。現在これは Zenn で主に行われるようになりました。 zenn.dev
しかしさらにもう一つ、悩みがありました。
Zennのような記事だけでは、自分用のWiki、あるいはノートとしては不向きということです。
自分の言葉で説明できるようになる、というのは結構重要で、2つの意味があります。
- 他人に説明できるようになる
- 自分がちゃんと理解しているか再確認する
そこで目をつけたのが Obsidian でした。
内部リンクスゲー!辞書引かなくてもいいじゃん!
Obsidianに備わっている「内部リンク」を使用すると、そのページを直接開かずとも、内容が見れるようになります。
この機能がよいと思ったのは、全文を読まなくても単語の説明ができそうなところです。
辞書を引いたときに出てくる簡潔な説明文が出てくれば、知らない単語でも雰囲気がわかるとか、昔触ってた場合なら思い出すきっかけになるとか、色々ありそうです。
ただここで問題点が一つ。…Obsidianは今の仕事場では使えない!です。
ObsidianのLicense overviewにこう書かれています。
Obsidian is free for personal and non-profit use. However, if you use Obsidian for work-related activities that generate revenue in a company with two or more people, you must purchase a commercial license for each user. Non-profit organizations are exempt from this requirement.
簡単に翻訳すると、従業員2人以上の場合、ユーザー毎に支払いが発生します。
うーん、ちょっと試すにしても会社に説得しづらい。弊社は情報共有として書く場はもう別にあるので…。
そんなわけで、仕事でも使えそうなツールを探す旅が始まりました。
Notion は使わないの?
仕事は機密性が求められます。
私物を仕事で使うのは、情報が洩れるというリスクがあるので使用しないですし、しちゃいけませんよ~
…それにNotionの欠点として、書く時のクセが強いというのがあります。
ブロックが生成されていくのが、なんか…しっくりこない…
今、目をつけているツール: Dendron
実はついさっき、開発が終了していることを知ってしまった悲しきツールです。
でも、しばらくはこれを使っていこうかと思っています。
もしかしたら forkして、ぼくのかんがえた さいきょうの PKM*1ツール とかやりだすかも…? Node.js 好きだし。OSSをメンテナンスする気はないけれど。
選択肢として、開発が継続している Foam もありますが、たしか別の倉庫という概念がないような…?詳しくは知らないです…あったら教えてくれぇ…。
仕事で使っている知識の振り返りとして
別の倉庫が作れるというのはつまり、自分の個人のGitHubで公開用を作っておいて、
仕事でpublicの情報とリンクしておけるのです。
そうすると、この情報、一度も自分の言葉でまとめたことがないなぁ、という発見ができます。
そしたら、Zenn記事のネタにも使えますし、自分の言葉で説明するための、プロット作成のきっかけになります。
自分の言葉で説明するためのプロット作成 が私の中では結構重要です。
これが、他人に説明するためのテンプレートであり、理解しているかを再確認することにもなります。
今日のタスク、予定の整理として
仕事でのふりかえりにも使いたいという面があります。
細かいことやりすぎて、成果ってなにしたっけ…?とか、今日なんの予定があって、どういうタスクがあるんだっけ…?となりがちなので…。デイリーノートを作りたいです。
将来、何らかのツールのドキュメントとか、ツールチップの情報源として
これはまだ将来的な話ですが、内部リンクの特性はかなり役立つと思っています。
というのは、この仕組みは Unityでいうツールチップに近いのです。
Unityのツールチップ、コードに直接書きがちで、手順書と合わせるとメンテナンスコストが高いのです…。
…これはUnityに限った話じゃないですね。社内ドキュメントとしておいちゃうと、
外部発注で同じツールを使ってもらうとき、社内ドキュメントのアクセス権という問題が発生しちゃうので悩ましい…。
だったら、ドキュメントもツールと共に置いておいたほうがよくない?という考えです。
まあ、これは要検討です。考えとしては良さそうですが、肝心のドキュメントツールがメンテナンスされてるんだか、されていないんだか…という状態なので…。
そんな感じで、PKMでググってツールを探っております。
いいのあったら教えてください。
*1:Personal knowledge management、略してPKM。個人の知識を管理する方法、手段という意味。